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2024年5月28日 (火)

ゼロ・ベース思考とは?

生まれ育った環境や世代で、無意識に持つ価値観や固定観念で知らず知らずのうちに、自己の思考や行動を縛ることがある。

最近、会社員の家と自営業の家で育った人では、その価値観が全く違うとつくづく感じている。

働いて対価を得るのは同じだとしても、安定した企業に勤めていれば基本的には給与をもらえる。職種によっては、ノルマなど様々な負荷が考えられるが、、少し前までは、年次と共に昇格、給与をどう使い、蓄えるのか考えて暮らす。そして、定年までずっと一つの会社で働き続ける終身雇用が一般的でした。

 

経営者は利益をどう上げるのか?そして、得た利益をどう活かすのか?事業計画を立てる。従業員に給与を支払い、設備投資や商品開発など将来を見据え、収支バランスを計る必要がある。

 

個人的なことになるが、私の両親は自営業だったので、感覚としては商売人の価値観が根底にある。けれども、会社員の夫と結婚して長く一緒に暮らすうちに、その立場の違いから少しずつ価値観が変化して、考え方に偏りが生じていることに気づいた。

 

長年、共に暮らすうちに、物の見方や感覚、価値観や先入観などに強く影響を受けていたのでは?と感じる。

行動や思考に制限が生まれている状態。

その逆のパターンでは、企業においてのトップダウン型や同族経営などの場合でも、ある種の弊害があるだろう。

 

他には、世代的な要因もある。良い母親像や良い妻の役を務めることが常識としてあり、良妻賢母を求められるそんな社会的な背景もある。

私たちの時代は、保守的な生き方か?キャリアを優先するか?どちらか一方を選択することを求められた。都市部か地方かによっても、かなり温度差があると思うが、その価値観の違いによって、表面からは見えない風習や決まりごとがあると感じる。

しかし、今の時代は大半が共働きになり、その価値観や考え方も大きく変わってきている。

 

この様に、今までの常識や価値観がずっと続く訳ではないといえる。

社会の変化と共に常識も変化するため、常識に囚われる必要はないと考える。

 

社会常識や固定観念に囚われる状態を「ソーシャル・フォッグ」という。

 

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その様な環境では、新しい発想やアイデアが生まれにくい。

異なる文化や社会の変化、未知なる知識など、多様なものごとを受け入れる柔軟性が大切である。

 

今の時代は、ITAIなどのテクノロジーの進化と共に、世界的に急激な変化が起こっている。また、直近の社会課題としては、少子高齢化が急激に加速する状況。

そして、温暖化や地震などによる前例のない、大規模な災害リスクもある。

不確実な世の中、今までの常識は通用しない。

 

未来を考える上で大切なのは、「ゼロ・ベース思考」で先ずは考えること。

前提や思い込みを「ゼロ」にして考えることが大事だと…

 

AIなどによって、今までの常識が覆される状況。

ある種の産業革命が起きている中では、今までの延長線で考えると、そのルール自体がひっくり返ることが多々起こる。

「ゼロ・ベース思考」が重要だと言われ注目されている。

 

 

思考の癖」⇒「クリティカルシンキング」

自分の考えを批判的にみる思考法を取り入れてみる

 

 

◎個人の持つ創造力・発想力・感性を高めることが重要となることから、

『アートシンキング』が注目されている

 

これからの時代は、『アートシンキング』ができる人材が求められている

 

ゼロ⇒①

ゼロからの発想ができる人

 

AIの時代は、知識を詰め込む必要はない

人間にしかできない発想、ひらめきが重要である

 

 

 

2023年6月30日 (金)

ウェルビーイングを目指す♪①

『ウェルビーイングとは?』

身体的・精神的・社会的にも良好な状態で、従来の健康が身体的に良好な状態を表す狭義の概念に対して、より広い概念を表している。

Well-beingは、Happiness(幸せ)を包み込むような一段上の概念。

満足した生活を送ることができている状態

幸福な状態、充実した状態

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コロナの影響で、人々の暮らしも大きく変化しました。これまで、当たり前だと思っていた人とのつながりも見直しが必要になりました。

日常的に行われていた、飲み会や飲食、旅行やイベントなど数多くのことが容易にできなくなりました。その一方で、対面でする必要のないイベントなどはオンラインで参加できるようになり、以前よりもハードルが下がりました。

通勤も同じで、在宅ワークとなり出社する日数が少なくなり肉体的には楽になったけれど、孤独感のようなものを感じて不調を訴える人も多いと聞きます。

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コロナになる前年に、地域活動をする団体を立ちあげた。今まで地域とのつながりが少なかった人達と、イベントなどを通じて地域の方々と関わり合っています。

コロナ禍では、自然とのふれあいを求めるようになり、野菜や植物を育てることに興味を持つようになった。試行錯誤の連続で作業は毎回たいへんですが、たくさんの気づきもあります。仲間と協力しながら、ワークショップなども開催して地域の人達との交流を楽しんでいます。

 

 

それまでは、ウェルビーイングを頭で理解していても体感できていませんでした。なぜなら、なんでも自由に選択できる状況だったから。個人の自由で選べることと、自由に選べない状況ではかなり違いがあると分かりました。コロナで選択肢が狭まったことで、自分が本当に何を求めていて、誰とどんな方向へと進もうとしているのか?しっかりと考えるようになった。

今までも自由に選択できたのに、そうしてこなかったのは何故だろう?物事の本質が見えていなかったからか?

 

元気だった人が、あっけなくコロナで亡くなる。そんな状況が続いて、元気でいられる時間には限りがあると実感した。

限られた時間の中で、どんな風に過ごしたいのか?

 

『ウェルビーイングな暮らし方とは、具体的にどんなカタチなのかを考え、そして整理してみた。。』

 

・ひとつ選ぶということは、その他を捨てることになる
体はひとつ、何を優先するかは自分で決める
・どうでもいい誘いは断る
・自分の限られた時間を大切にする
 
◆居場所について...
・心地よい時間や空間か?
・そこで楽しめるか?
・自分の居場所になり得るか?
・会社以外にも、複数の居場所があるか?
 
◆社会常識や他の人の都合に、縛られたり無理に合わせる必要はない
・何者でもない自分でいられるか?
・自分らしくいられる、ルールづくりを意識する
◆技能や職業以外の『喜びや、生きがい』は何か?見つける
 
・何を求めているか?
・幸せだと感じることは、何か?
 

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自分らしく、ウェルビーイングを目指していくこと

それが、

【ライフスタイルのREデザイン】

自分らしく生きる→他人のルールにしばられない

社会や地域とのつながり→心地よいと思えるつながり

SNSなどの情報→程よい量と距離感がたいせつ(不要なものは削除)

 

「〇〇会社で〇〇を担当して、~~実績を上げています」

会社での地位や職歴、有能であるとかは...退職したら突然意味がなくなる

社内風土のようなルールも通用しない

社内では当たり前でも、地域社会ではどうだろうか?

 

何者でもない自分

仕事以外にやりたいことは?

生きがいと思えることは?

 

日々、何かを楽しみながら過ごせることが、ウェルビーイングにつながる

 

マイペースで、一歩ずつ進めていく

 

 

 

 

 

 

2021年6月 4日 (金)

『自分らしく生きること』

ライフスタイルにフォーカスして、仕事をしていることで一番大切に考えているのが、「人が幸せを感じること」です。

でも、どうすれば幸せな状態になるのでしょう?個人差があると思いますが、自分自身どんな状態が幸せなのか?と考えました。

・自由に絵を描いて楽しむ

・好きな音楽を聴く

・好きな人とおしゃべりする

・散歩して風景を楽しむ

・仕事に集中する

少しでも多く、この様な状態を増やすことが、幸せを感じることにつながるのではないか?そう仮説を立てました。

 

私の場合、私らしく生きることが一番幸せを感じられると信じています。

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それは、アメリカに駐在していた時のことです。大好きなデザインとアートの勉強を学び直す機会がありました。そのカレッジに通っている時に、人生で一番幸せだと強く感じました。

異国の地でしたが、言葉の壁や年齢の枠を超えて様々な人々との出逢いがあり、親友もできました。

自分らしくいられた、宝物のような時間でした。

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帰国してから、自分らしく生きることが難しいと感じることが多くなり、生き辛さのようなものを溜め込む状況になり、自分を見失いそうになりました。型にはめられる社会が苦手でしたが、どうすれば良いのかも分からなくて、しばらく試行錯誤を繰り返していました。

 

子育て中だったために、「自分らしく…」というよりも「家族のため…」が中心となっていました。世間一般や地方の親戚などは、母親は家族のために生きることが、一番幸せなのだという考え方が主流でしたから、、その間でかなり葛藤がありました。母親になると、家族の犠牲になるの??家族は大事だけど、自分の人生とは違うのではないか?

 

アメリカでは、個を尊重する社会です。初めて会った人に、「あなたは何をしていますか?」と必ず聞かれます。「専業主婦です」という答えはありません。

結局、自分のやりたい仕事を再開させて、数年後にフリーランスとして独立しました。その後も、自分らしくを追求していきました。(笑)

ずっと疑問に思っていたことが、アメリカでの生活から自分の考え方を肯定されたと感じ安心しました。

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しかし、ある時期に人生の中で、一番辛い状況に陥りました…自分だけでは、解決できないことでした。思い悩んで、とても苦しい日々が続きました。しばらく時間が掛かりましたが、少しずつ小さな幸せを感じることが、できるようになりました。

 

辛い時に、辛い状況について思い悩んで深掘りしたくなりますが、その時間を幸せを感じる時間に少しずつ置き換えていく…そんなこと簡単にはできないと思われるかも知れませんが、試してみてください。難しくても、何度もトライし続けてください。

私の場合は、それで少しずつ克服できたと感じています。もちろん、日々の暮らしの中で波はありますが、時間の捉え方とこの方法で乗り越えています。物事を俯瞰するイメージで捉え、時間軸を変化させることで少し客観的に捉えられます。

 

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『マズローの5段階要求』にある「承認欲求」について。

自分の中で、承認欲求のような欲望が徐々に増してきました。「誰かに認められたい」という思いがとても強くなっていました。今から考えると「低位の承認欲求」だったと…

他の人にどう見られるかではなく、自分が自分を承認できるか?自分の中での喜びや達成感に従って、人生を楽しむ状態になること。。

「高位の承認欲求」は、他者依存的な評価軸から自立して、自分で立てた基準や目標に従った欲求になる。

5段階の1~4のすべての要求が満たされると、最後の段階では自己実現の欲求になります。

 

自分にしかできないことを成し遂げたい( これは、ハードル高め )というよりも

自分らしく生きていきたい…少しでも理想に近づけたい。

「理想とする自己のイメージに合わせる」

そんな生き方を目指していきたいと思います。

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2021年3月11日 (木)

【ライフスタイルのREデザイン】東日本大震災で変わったこと!!

10年前の3月11日、あの地震から災害が自分ごととして、捉えるきっかけとなり、考え方が大きく変化しました。
 
大震災やその他の災害などが、自分たちの身近なところで起こったら、何ができるのか?
1人で出来ることには、限界があると考えました。
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地域とのつながりが大切だと感じて、様々な活動について興味を持って、先ずは知ることから始めました。
もちろん、自身にも役立つことがないかと考えて行動しました。
数年間の地域活動を通じて、様々なことを得ることが出来ましたが、、それと同時に、数多くの疑問も感じることが多くなりました。
たくさんの人が関わる、都市部においては目的が様々な人々が集まります。
仲間や居場所を求めている人もいれば、『単なるビジネス』『異性との出会い』など様々です。
 
この人やグループなどの『真の目的』は何か?と、考えることに疲れてきました。方向性や価値観が違うことから、自然消滅して行くこともありました。残念ながら、金銭のトラブル的なこともあり…信頼関係の構築という点を第一に、考えたいと再認識しました。
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初心に戻って改めて考えるべきだと思い、シミュレーションしてみた、、
もし、自宅マンションが被災したら、「どこにどう避難するのか?」「けが人や救護する必要がある人々がいたら、どうすれば良いのか?」
そもそも、近隣に助けが必要な人は、「どこに住んでいるのか?」それさえ、分からないのが実情。
 マンションの管理組合で理事を何期が務め、その間に防災訓練を実施しました。まだ、コミュニティ構築の途中段階にあります。
私の住むエリアの広域避難所は、「馬事公苑」になります。
世田谷区の都市デザイン課とNPOが協働して、周辺コミュニティを活性化させる活動をはじめました。私もそのメンバーとして協力しています。近いうちに、同じマンションの方々にも参加していただけるよう、地域活動を続けたいと考えています。
 
10年の区切りを新たなスタートラインと捉えて、次のフェーズへと一歩ずつ歩んで行きたいと思います!!
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2021年2月16日 (火)

塾って何のために?

『塾って通わせていましたか?』

先日、ある方から先輩ママとして相談されました。

遠い記憶を思い出して、そう言えば娘が小学3年頃には数学だけ、近所の塾に通わせていたと記憶している。その後、国語も追加したように思う。

何が正解だったのかは、分からない…高学年には、中学受験のため専用の塾?に週1回で通う状況でした。娘の場合少し特殊で、クラッシック・バレエを続けながらの塾通いで、受験もバレエに関係することで希望の学校があり、そこを第一希望で、受験したいという思いでした。

結局は、学校や塾の勉強とバレエ、文武両道という形で続け希望する学校に入学しました。その後も、ギリギリまでバレエを続けながら大学受験をしました。

大学受験は、第一希望ではなかったけれど、本人や親たちも満足する大学に入学して、充実した学生生活を送っていました。大学でも、クラッシックバレエのサークルに入り、最後まで続いていました。

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そう言えば、1つだけ不思議だったことがあります。大学の受験科目に、最後まで数学を選択していたことです。もっと、別の選択をしていれば第一希望の大学に行けたのかもしれません。なぜか譲らず、粘り強く勉強していました。

残念ながら受験には反映されませんでしたが、数年後の就活では文系なのに、理系の学生が希望する会社にも複数内定をいただきました。有難いことに、第一希望の会社に就職して働いています。

思い返すと塾がメインではなく、その先にある「本当の目的は何なのか?」が問われている気がします。大学受験もそうです。〇〇大学に行くのが目的ではなく、その先の「将来何になりたい」とか、「何を学びたい」とか、子ども自身が何をしたいのか?それが、一番先にあるべきだと、、

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私自身は、塾とか勉強が全く苦手な子どもでした。苦笑

徳島の市街地で、両親が共働きしていたために、ひとり留守番させるのは寂しいだろうと、親が家庭教師を雇ってくれてました。その家庭教師と、勉強もしないで屋外に出かけて、ずっと絵を描いたり自由にしていました。親には申し訳ないけど、とにかく殆ど勉強していませんでした。

いつも、近所の友達と野山でザリガニ・フナ釣りやカブト虫の幼虫を見つけに行ったり、おたまじゃくしを観察したり、つくしやみかんを採ったり、四季折々の色々な体験や発見をしました。

祖母や伯母が暮らしていたところは、徳島の山間の小さな町でしたが、夏休みになると長期間遊びに行けるのがとても楽しみでした。祖母から、里山の暮らし方を体験を通して教わりました。

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考えてみたら、いまの都会の子ども達は、この様な体験が出来ていないですね。本当に貴重な経験だったのだと、改めて感じています。娘にもっと経験させたかったと、今更ながら思います。自然の中での遊びから、創造力を学んだ気がしています。

子ども達には、創造力を育む教育が求められている。

社会が劇的に変化している中で、「創造力が豊かな思考」や「自然環境から得る知識」など、幅広い学びが重要だと考えています。そうした土台があった上に、何に興味を持っているのか?周囲が気づいてあげたり、引き出してあげられると良いですね。

私自身、絵が描くのが好きだったことがきっかけで、アートやデザインに興味を持ち、今の仕事に就いていると思います。

今後も自然や祖母から教わった、『体験知』のようなことを都会の子ども達に伝えて行けたら良いと考えています。

 

2021年2月 4日 (木)

シャボン玉で、介護施設の方々に癒しの時間を♪

コロナ禍で介護施設に入居している方々は、外出や散歩にも行けなくなりました。介護従事者の皆さんも、日々の業務の他に入居者の感染予防対策はもとより、自身の感染にも細心の注意をしながらお仕事されています。

この状況が1年以上続き、かなり負担が増していると感じていました。実は、私の母が介護施設に居ることもあり、何かお役に立てることがないかと考えていました。元々、地域の活動でつながりがある、「シャボン玉おやじ」さんの顔がふと思い浮かびました。

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「シャボン玉おやじ」さんは、生田緑地や二子玉川公園など野外でシャボン玉を飛ばしています。タイミング良く、1月に別の介護施設でパフォーマンスを披露したと知り、直ぐに連絡を取り計画を進めました。

介護施設の担当者の方も、快く受け入れていただき2月3日立春に開催しました。

駐車場でパフォーマンスをして、その様子を食堂から窓越しに見てもらう…シャボン玉を鑑賞する条件としては、あまり良くありませんが非接触型なので、皆さん安心して参加できることが最大のメリットです!!

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つかの間でしたがシャボン玉の演出を楽しみ、皆さん穏やかな表情で楽しんでいただけた様子。。

少しでも癒されたと感じてもらえると嬉しいです。私は横で観ていて、とても癒されました♪ モノではなく、コトを届けられて良かった… また、機会があれば開催したいと思います。

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2021年1月13日 (水)

【ライフスタイルのREデザイン】起業して5年「年の初めに思うこと...!」

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会社を立ち上げる少し前、ただ漠然と世界的に劇的な変化が起きた時を想定して、色々なことを考えていました。

「天変地異や戦争とかが起こったら…?!」1次産業が見直されることになり、疎開するような出来事になるのでは?

そのことが頭のどこかに引っ掛かって、徳島の祖母の空き家や畑を生かして、何かできないかと行動に移しました。

それと同時に、会社を設立したのです。

それから、4年以上の歳月が経ち、コロナ禍で生活は一変しました。

*****

2019年から、次のフェーズへとステップアップする時期が来たと捉えて行動に移し、

弊社と目的や方向性が一致している、団体や企業と連携することを計画して、手探りで様々な連携を試みました。

昨年1月頃に、徳島の地元企業と業務委託を請負う計画が進行していました。しかし、本部の経営方針が大幅に変更となり、計画自体がどうなるのかも分からなくなりました。その影響で、2年間の仕事が白紙となりました。そして、この先どう立て直していくのか?と、戸惑っていました。

ところが、その1ヶ月後にコロナが感染拡大していきました。

いま振り返って見ると、あの仕事が進行していなくて本当に良かったと思っています。現地でも、コロナの影響がかなり大きく、観光事業全体が大打撃を受けています。当時は、結果や成果を上げることばかりに気を取られていたのです。

コロナでしばらくの間立ち止まり、初心に戻り冷静になって、これまでのことを整理して再考しました。

 

①ビッグビジネスは、おじさん達に任せることにする。

②女性目線で自分らしく、丁寧に『ライフスタイルのREデザイン』に取り組むこと。

それが私の歩む道だと、目が覚めたのです。

 

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誰かと共に連携していくとしても、0→1創造していくことが重要。「すべて型にはめられる」状況は受け入れたくない。なぜなら、何のために起業したのか分からなくなるから。。大きなものに飲み込まれることは、避けたい。身の丈に合った無理のない、小商いの範囲で…

小商いの方が、小回りがきいて変化に直ぐ対応できるという利点があります。

「共に学び、歩んでいく、そんなコーチング的なスタンス」を大切にしたい。

細く長く、しなやかに続けていきたい。このコロナ禍では、こんな柔軟な進め方が合っていると感じています。

今までのようなビッグイベントや展示会などは、開催自体が難しい状況。

歩ける範囲で、生活圏内のつながりをゆるく構築していくことが、求められているのではないかと…

これから、活動のコアメンバーを探していく予定、、若い世代の人と活動したいと考えています。

先ずは、人の話をじっくり聞ける人。

ビジョンや価値観の共有ができるか?

そのプロセスの見せ方や伝え方を重視する。

柔軟に考えて、軌道修正できる人。

危機管理能力を持つ人。

少数でも、そんなメンバーとやっていきたいと思います。

 

ブログでの発信も不定期ですが、本年もよろしくお願いいたします。

 

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2020年12月 2日 (水)

~ライフスタイルのREデザイン~『私ができるSDGs』

〜ライフスタイルのREデザイン〜
「持続可能な社会を目指した暮らし方」についてご提案しています。

『私ができるSDGs』って何だろう?!

私たち一人ひとりが、少しだけ気をつけることで、未来が変わるかもしれません…

・フードロスを減らす
・ゴミの分別をきちんとする
・ゴミ自体を減らす

先ず私がはじめたのは、「生ゴミを堆肥にする」ことです。スタートして半年が過ぎました。

自分が出す生ゴミが土に還ることで、食品やゴミの分別、モノを買うことにも、意識が変わってきました…!

土や植物に触れることで、自然との距離が近く感じられます。


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LFCコンポスト・バック式のコンポスト、ベランダで手軽にできます。


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自家製の堆肥でハーブを植えました。


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コロナ禍で改めて、自然の有難さ・大切さに気がつきました。

2020年9月 9日 (水)

【ライフスタイルのREデザイン】サーキュラーエコノミーとは?②

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『Loopが生まれた背景』
テラサイクル社のリサイクルプログラムの目標は、廃棄物のリサイクルを可能にすることです。しかし、リサイクルのために全ての廃棄物を回収するのは不可能ですし、限界もあります。そこで、新たなビジネスとなり、そもそも根本的に“廃棄物”をなくすアイデアを探していたところ、創業者が牛乳配達のような仕組みをもう一度復活できないかと思いつき、そこで生まれたのがLoopです。
 
使い捨て容器が増えた理由はとてもシンプルで、「軽くて」「安く」、そして「便利」だからです。何も洗う必要がなく、ただ捨てるだけですから。結果として使い捨て容器はどんどん増えていきました。もともとは飲料会社も牛乳配達も、みんな瓶で販売していました。スーパーでガラス瓶を買い、飲んだ後にそれをスーパーに戻すとデポジットの5円が戻ってくるといった仕組みです。瓶を洗ったり戻したりするのが面倒くさいという点はありますが、その時点では容器はメーカーのものだったのです。
 
しかし、現在では容器も中身も販売していますので、メーカーとしてはやはりコストダウンのために「安く」「軽く」作りたくなります。また、そのほうが消費者にとってもベネフィットがあります。だからこそ、使い捨て容器を使う人が増えたのです。
問題は、容器を「軽く」「安く」作ったことで原料価値が減り、コストをかけてリサイクルする経済合理性がなくなったという点です。それでゴミ問題が起こったのです。
 
そのため、Loopでは、どのようにこの便利さとコストの問題を解決できるかを考えました。コストについては、10円で使い捨て容器を作るより、50円かけて30回使い回せる容器を作ったほうがコストを抑えられます。テラサイクルでは容器包装会社と協働し、Loop専用の容器の作り方やノウハウをメーカー側に伝えます。また、ユーザーにとっての使い捨ての便利さという点については、一般的なリサイクルやリユースの場合は丁寧に容器を洗う必要がありますが、Loopでは洗わずに捨てるのと同じ感覚で回収バッグに入れるだけでよい仕組みを創りました。
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『テラサイクルの歴史』
創業者のトム・ザッキーが2002年の大学在学中にミミズの糞を肥料に変えるというアイデアを思いつき、大学を辞めてテラサイクルを設立したのがはじまりです。最初は肥料を商品化したかったのですが、肥料を入れる容器を作るお金がないため、使い捨てペットボトルを回収して洗浄し、その中に肥料を入れて販売しました。この肥料を全国のホームセンターで販売できるようになり、そこで彼は「廃棄物が商品になる」ということに気がつきました。
その後、徐々に小規模なリサイクルプログラムをはじめていったのですが、最も盛り上がったのはクラフトフーズ社との取り組みです。子供たちが学校に持っていく、ストローを挿して飲むパウチのドリンクがあったのですが、これにアルミ箔とプラスチックがついておりリサイクルが難しく、埋め立てしかできないことからクラフトフーズは相当なクレームを受けていました。そこで、テラサイクルがそのパックを加工してリサイクル原料を作り、その原料をアウトドア用品メーカーに売るという取り組みを始めました。回収するドリンクパックの量を増やすために学校に声をかけ、学校から引き取る代わりにテラサイクルポイントを提供するという仕組みも作りました。このプログラムはかなり成功し、クラフトフーズ社にも大変喜んでいただきました。プログラム開始時点にアメリカで1,000億円だった売上が、数年後には特別なプロモーションをしなくてもリサイクルをしたというだけで1,500億円まで伸びたのです。これは、市場が増えたのではなくマーケットシェアが伸びた結果でした。この経験から、メーカーがリサイクルをすれば消費者は認めてくれて、ブランドイメージもアップでき、場合によっては売上にもプラスの影響があるということを我々は学びました。
 
そこから、次々に様々な企業でのリサイクルプログラムが立ち上がりました。最初はスナックフードなど食品のリサイクルが多かったですが、北米からヨーロッパへ、そして2013年にはオーストラリアへと活動が広がり、2014年1月からは日本でトゥルースピリットタバコカンパニーと協働した吸い殻のリサイクルプログラムが始まりました。
その後、日本では2014年から花王と共同研究プロジェクトをスタートし、2015年には詰め替えパックをリサイクルするパイロットプログラムを始めました。最初は徳島県の上勝町ではじめ、その後は鎌倉、女川、石巻で実施しました。他にもロレアル社とは化粧品容器のリサイクルプログラムを、その次はライオン社と歯ブラシのプログラム、P&G社とのクルマ用消臭芳香剤リサイクルプログラムに取り組みました。
まだ、私たちにとって身近な活動ではありませんが、今までのライフスタイルを見つめ直す、良い取り組みだと思っています。
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IDEAS FOR GOOD 参照

2020年8月 4日 (火)

【ライフスタイルのREデザイン】サーキュラーエコノミーとは?①

皆さん、『サーキュラーエコノミー』という言葉をご存知ですか?
 
循環経済は、ビジネス、社会、政治にとって重要な、今まさに取り組むべき課題であり、世界経済にとっても優先課題です。
私たちが正しい行いをすれば、循環経済は環境面での重要な利点をもたらすと同時に、コストを削減し雇用を創出できるので事業を大幅に強化することができると言われています。
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そう言われても、私たちの生活にどう関わりがあるのか?ピンと来ない感じがします。
身近な取り組み事例をご紹介します。
「Loop」のショッピング・プラットフォームです。Loopは、「捨てるという概念を捨てよう」というミッションを掲げ、世界20ヶ国以上で廃棄物問題に取り組んでいる米国発のソーシャルスタートアップ、テラサイクル社が立ち上げた革新的なサーキュラーエコノミーのプラットフォームになります。
 
Loopの特徴は、従来使い捨てにされていた一般消費財や食品の容器を繰り返し利用可能な耐久性の高い素材に変え、使用後は消費者の自宅から容器を回収し、洗浄、補充した上でリユースをするという、新しいショッピングシステムを生み出しています。
 
世界中でプラスチックをはじめとするゴミ問題が深刻化し、2019年1月には中国が資源ごみの輸入を禁止するなど、日本国内においても早急な対応策が求められています。Loopは今後日本においてどのような展開を考えているのでしょう?
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日本では、2014年から花王と共同研究プロジェクトをスタートし、2015年には詰め替えパックをリサイクルするパイロットプログラムを始めました。
最初は徳島県の上勝町ではじめ、その後は鎌倉、女川、石巻で実施しました。他にもロレアル社とは化粧品容器のリサイクルプログラムを、その次はライオン社と歯ブラシのプログラム、P&G社とのクルマ用消臭芳香剤リサイクルプログラムに取り組みました。
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徳島県の上勝町で、プログラムが実施されていたとは知りませんでした。しかも、5年も前に…!
次回も、サーキュラーエコノミーと「Loop」テラサイクル社について、お伝えしたいと思います。
(ideas for good参照)

«【ライフスタイルのREデザイン】withコロナだから、今やれることって?!畑・土いじり?

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