PHP12月収納特集号-「ライフデトックス」で幸せ捨て習慣
PHP12月増刊号くらしラク~る♪収納特集号にて、
『ライフ・デトックス!』を紹介して頂いています。
サブタイトルは「ライフ・デトックス」で幸せ“捨て習慣”です。。
よろしかったら、書店・コンビニなどでお買い求めください。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691735/
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先日の日経新聞で、すてきな器の数々が目に留まり記事を読ん
でみると、料理写真家の佐伯義勝さんの遺品だということでし
た。「生涯現役」をつらぬき、病院に運ばれた1月18日は、料亭
の色鮮やかなお弁当にレンズを向けていた。同月20日、84歳で
永眠された。
凝り性で有名だった。撮影に使う小道具すべて自前。自宅の地
下のスタジオには、グラスだけでも数百個。アンティークな風合
いが何とも言えない、ノスタルジックな時代を思い浮かべそうな
道具の数はざっと数万点。
しかし、2010年集めたモノを手放すと覚悟を決めた。妻の弥生
さんが1人になった時、広い家と膨大なモノの管理は大変だろう
と思いやってのこと。家の建て替えを決めた2人は取り壊しに
先立ち、気心の知れた料理人や編集者に鍋や食器を引き取っ
てもらった。
それらは行く先々でしっかり「仕事」をする。仏料理店ラ・ブラン
シュのシェフ田代氏は、「食事のたびに、先生に料理魂をたたき
こまれる思いです」
佐伯氏の残したモノが語りかけてくる。「仲間に器が行きわたり、
食の世界の楽しさが伝承されている」
39人いた助手の1人、志民氏
来春写真展を予定しているそう。もちろん、遺作も周到に準備
していた。
高齢化社会や震災をきっかけに、生死というものを見つめ直す
人が増えてきている。
震災を背景に一人一人が何かを感じとり、愛する人に何かを のこしたい。。と
まだ「終活」といってもピンとこないが、親を見ていると自分の生
き方を自然と考えてしまう。
娘には、何をのこしてあげたらよいのか?この記事を読んで
全く違った角度で、モノとのつきあい方について考えさせられま
した。
今の時代、ファストファッション・100ショップなどで安くて何でも
簡単に手に入りますが、そのモノ自体の価値と考えるとあまり感
じられません。
けれども、佐伯氏が大切にしのこした器・鍋は次の世代まで受け
継がれていくのです。
私たちは、ついつい安くて便利なモノを目先のことだけを考えて
買ってしまいます。簡単に手に入れたモノは、簡単にゴミになって
しまったり、使わなくなったりします。
本物を手に入れるときには、じっくりと時間をかけて吟味して納得
してから、購入します。
だから、簡単に捨てたりしません。そして、大事に扱います。
いいモノを少しだけを目指して、暮らしていきたい。。
そして、将来娘にその志が伝わったなら、お気に入りの道具を使
いながら私のことをときどき思い出してくれたら最高です。
なぜか、涙が。。
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終活…考えさせられますね。
まだ早いと思いつつ、ちょっと区切りかな、と思うこの頃。
身軽になって考えるためにも断捨離中。
クロワッサン買いましたよ。
時間がなくてなかなか読めずにいます…
投稿: まま | 2012年12月11日 (火) 20時53分