バンクーバーに行って、気づいたこと!
今まで仕事では、建物やインテリアなどを中心とした活動をして来ました。社会人になって学び直し、学習課題のテーマであった「街づくりについて研究」をしたり、自ら関わり体験していくうちに、その魅力にどんどん引き込まれていきました。
そんな背景もあり、この度、娘が留学しているカナダのバンクーバーを訪れてみることにしました。何故なら、皆さんもご存じかも知れませんが、バンクーバーは「住みたい都市世界ランクの上位」入っています。実際に行ってみたら、どんな街なのか?垣間見えて来るものがあるのでは?と旅立ちました。
到着して感じたのは、思ったより寒くないという印象でした。カナダのイメージは、極寒という思い込みがあったのですが・・・バンクーバーは、西海岸に面しているので比較的温暖な気候のようです。
迎えに来てくれた娘にそう話すと、こちらの人は日中お天気が良いと直ぐに薄着になって肌を露出するそうです。確かに、半そで・短パンの人を何人も見かけた!
けれど、日本人とはかなり体感温度が違うみたい・・・
バンクーバーの人口約230万人で名古屋市とほぼ同じくらいですが、移民政策で海外の富裕層が多く移住している状況です。このことから、外国人投資家の参入により不動産価値が上昇してバンクーバーの住宅価格が高騰して、住宅価格が世界のワースト2位(香港1位)という結果になっています。
ちなみに東京は、25位です。
言われて見れば、ダウンタウン中心部などはきれいな街路ですがワンブロック離れるとすっかり雰囲気が違って、少し怪しげな雰囲気を漂わせていました。ごみが散乱していたり、生活困難な方が物乞いをする様子が見られました。
不動産バブルなのか、貧富の格差が生じているのかもしれません。
(政府は、外国人投資家の不動産購入に対して、ネイティブの2倍を課税する対策を講じているそうですが、、)
日本では、あまりない光景なので住みやすい街のイメージと少し違っていました。他には、歩きながら煙草を吸っている人が多いと感じました。マリファナが医療用として合法で認められていることもあるのか、路上で吸っている人も見かけました。
最近日本では、喫煙者のマナーが向上してきたのかもしれません。街中で煙草を吸いながら歩く人が、少なくなってきたように思います。
それでも、まだ時々見かけますが・・・
ダウンタウンの車道では、殆ど渋滞を見かけませんでした。バスの路線が多く使い慣れると便利です。携帯の地図アプリでバスの詳細な運行状況を確認できるので、今どの辺にバスが来ているのかを把握したり、自分の乗ったバスがどの辺りまで来ているのか?も分かるので、乗り過ごすこともなく旅行者にとってかなり便利なアイテムだと思いました。(どこでもネットがつながって、使えるといいのに)
娘は、このアプリを使いこなしている様子でした。アナログ人間は、なかなか時代の変化についていけませんけど(焦)
メイン・ストリートでも車は少なく、子ども連れのお母さんが簡単に車を道路に駐車でき、赤ちゃんとお買い物に行く姿を見かけました。
他にも街や駅構内などで、ハンディのある人にとって優しい機能が、たくさん備わっていると実感しました。
中心街では、街路のあちこちにベンチが置いてあったり、道路の段差をあまり感じないつくりになっていました。ベビーカーや車いすも移動が楽な様子でした。
色んな物を量り売りしている、、
コーンフレークスもオリジナルで自分好みにブレンド出来る!
「落ち着いた、大人のエリア」
歩道とパーキング・エリアとは区別されている。自転車スタンドやベンチがあちこちに、、
バンクーバーは、桜が見ごろ。。
桜を眺めながら、人気のベーカリーでマフィンをいただきました。
とっても美味しくて、何度も足を運びました。ダウンタウンのBekarBakery
切符は、ほとんどチェックしません。。スルー
車両とホームとの間が空いていない・・日本では、ときどき人が落ちたりするけど、
スーツケースを運ぶ時にも、乗り降りが断然ラク~!!
街には、車いすの方やベビーカーを押すママ達をよく見かけました。
次回は、バンクーバーから南下アメリカのポートランドに移動して、見えて来たことをお伝えしたいと思います。シアトル系と言われるコーヒーに対抗して、第三のコーヒーがいま注目されています。
ポートランドは、そのサード・ウエーブ・コーヒーの火付け役となっていると言われていますが、実際にはどんな街なのでしょう。。?
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
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