「片づけ実践!」その前に、やることって?
『 自分の心地よさの軸を知る 』
「なぜ、片づけが必要なの?」「たかが、片づけ・・・」と思っていないだろうか?部屋が少しくらい片付いていなくても、生活に何も支障がない。そう考える人も多くいると思う。
本当にそうだろうか?
・ いつも探し物をしている
・ 必要なモノを取り出すのに時間が掛かる
・ 同じモノを購入してしまう
・ 食品や書類の賞味期限や提出期限が過ぎる
・ ゆったりと寛げない
1つ1つは、些細なことかもしれない、それが度重なるとストレスやイライラが溜まり、パートナーとギクシャクしてしまう。
「帰宅困難症」の原因の1つとして、部屋が片づけられていないことが挙げられている。仕事で疲れて帰っても、部屋が片付いていないとリラックス出来ないと考えられる。
前回もお話しましたが、片づけの実践に入る前に頭の中を整理することが必要です。まず、片づけを始める前に自分自身を見つめ直して、進むべき方向について考えを整理します。方向性や目標も立てないで実行しても、片づけは継続できない。
~頭と心の整理方法~
ペンと紙(A4以上の大きさ)を用意。出来れば、ご家族の皆さんが各自で行う。
① 本当は、どんな部屋でどんな暮らしをしたいのか?10個以上書き出す
② なぜ、片づけが必要なのか?10個以上書き出す
③ 理想の部屋の写真・イラストなど具体的にイメージ出来るモノを切り貼り
④ どうして、片づけが上手くいかないのか?理由を10個以上書き出す
⑤上手くいく方法を考え、出来るだけ多く書き出す
⑥目標を立て、宣言!(年間計画とか、期間を区切ってもよい)
書き終わったら、ご家族で話し合い共有する。このシートを作成して、部屋の目立つところに貼る。(片づけが継続できるまでの期間)
なぜ、こんなことが有効なのか?それは、直ぐに片づけの実践に取り掛かったとしても、しばらくするとモチベーションが保てなくなる。継続するには、自分が何のために片づけをしているのかを知り、また、どんな目標に向かって片づけをしているのか、自覚することが重要である。
そして、一緒に生活している人とその問題を共有して、共に考えて行動してほしい。
片づけは、一人で抱え込まない。
片づけが上手くいかなかった人に、ぜひ試して貰いたい!
心地よさの軸を知ること・・・
心地よい部屋といっても、人によって感じ方が違う。そこそこ、片付いている部屋が心地よいと思う人もいれば、リモコンの位置までこだわる人もいる。自分にとって、家族にとっての心地よさを探す、よい機会となってほしい。はじめから、ハードルを上げ過ぎないことが長続きのコツ。。まずは、簡単に出来ることから、1歩づつ。。
片づけが上手くいかなかった人に、ぜひ試して貰いたい!
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