「ライフ・スタイル」にあった街って、どんな街?
「ライフ・スタイル」が変わると、住む街に求めるものも変化する。自分の「ライフ・スタイル」にあった街って、どんな街なんだろう...と色々な街を歩きながら考えた。
南青山の周辺をママ友達とウィンドウショッピングしながら、街を散策していて気がついた。表参道・青山周辺は、横に移動して街路を楽しみ、街並みを感じながら過ごすエリアなんだと...渋谷や新宿のように商業施設内を縦に移動するエリアとは、求めるものが少し違う気がした。
街の雰囲気を楽しむ街だから、今でも小さくても個性的な店舗がたくさん集まっている。情報発信基地のように...
自分の住む街は、どうだろうか?商業施設内を移動する街なのか?小さな商店街が集まった街なのか?そんな目線で、街をあらためてチェックするもの面白い。
都市デザインの大家とも言われているヤン・ゲール氏は、生き生きした街はコンパクトな都市構造、適度な人口密度、徒歩や自転車にとって無理のない距離、質の高い都市空間という質に結びつく必要があり、建物を人間のスケールにあわせることが、重要だと述べている。
自分の足で歩ける範囲に、必要とするものがあるか?とても基本的なことだけど、忘れてはいないか... 年齢を重ねて、「ライフ・スタイル」が変化しても、今の街で住み続けられるのか?生き生きした街が、何十年後も継続して存在するのか?少し立ち止まって、考えてみる。
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