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2020年2月17日 (月)

【ライフスタイルのREデザイン!】No.1-ゴミ問題

数年前に、「ライフ・デトックス」というタイトルの、片付けに関する本を出版しました。その後、コミュニティに関心を持ち、地域とのつながりから様々なことを学びました。先進国では、たくさんのモノであふれています。長く使うのかどうかも、あまり考えずに気分転換を兼ねて、買い物を繰り返す人もいます…

その中には、心の問題も抱えて、片付けられない状態が深刻になっている人もいます。ひどくなると、生活に支障が出てゴミ屋敷となり、周囲と孤立する事例があります。大きな社会問題となって、メディアにも取り上げられております。その前に、気づいて地域やその他のサポートがあれば、どうだったでしょう?

片付けの問題を遡ると、『なぜ、モノが有り余るのか?』『なぜ、ゴミとなるのか?』

原点を考えてみた。

 

①必要だと思って買った

②数回使用した後に、使わなくなった

③ゴミとなる→捨てる・リサイクル or ③使わないけど、家にそのまま放置…

 

③のアクションところで別れる。これには、判断能力が必要になる。『何となく面倒だから…』大きなモノだと、体力も関係する。

もっと遡って考えた。『モノがどうして有り余るのか?』『なぜ、ゴミが増えるのだろうか?』

大量にモノを買い、消費する。しばらくしたら、不要なモノを片付けして、ゴミをどんどん放出する。家の中は一時的に片付くけれど、このサイクルを続けることが、正解なのか?自身で、片付けられなくなったら、どう対処すれば良いのか?

 

安易にモノを買う行動に、問題があるのかも…?では、どの様なモノだと、人々は気楽に買うのか?やはり、安いモノだと思います。手軽に買えるモノ。一般的に、高価なモノだと、慎重に考えて購入すると思います。

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【MOKUREN】プロダクト・取り組み

http://life-detox.jp/lifestyledesign/catalog/

【ライフ・デトックス!】著書

https://books.rakuten.co.jp/rb/11471720/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10001512

 

安価なモノは、環境などに配慮したモノづくりをしていないことが多い。著書には、その部分に関して触れていません。環境や地域コミュニティにも注目して、これからのライフスタイルについて、感じたことや気づいたことをお伝えしたいと思います。

 

次回は、『SDGs視察ツアー』を企画して、私の出身地・徳島県にある「上勝町」を訪れた時の内容について、お知らせしたいと思います。

上勝町は、ゼロ・ウェイスト「ゴミ・ゼロを目指して運動する町」で、世界からも注目されている地域です。

 

2020年2月 7日 (金)

【ライフスタイルのREデザイン!】No.2-ゴミ問題

 

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徳島県・上勝町『ゼロ・ウェイスト』宣言
〜無駄をなくし、ゴミの出ない暮らしをしよう!〜
2003年に日本ではじめて、宣言しました。
未来の子ども達に綺麗な空気や水、そして豊かな大地を継承する。持続可能な地域社会を目指し、住民が一体となり始めたプロジェクトです。
2020年までに、完全リサイクル化を町全体で進めています。

 

私自身が徳島市の出身なので、ふるさとの現状の課題を広く伝えるため、「SDGs視察ツアー」を企画しました。美しい自然が残っている、徳島県・上勝町に昨年訪れました。中山間地域で、少子高齢化などの問題を抱えている小さな町ですが、「葉っぱビジネス」で高齢者が生き生きと暮らす町として、全国で有名となり映画にもなりました。

 

現地で、SDGsの取り組み・葉っぱビジネス・1Q運動会などのお話を伺いました。
上勝町は、四国で1番小さく、もっとも人口が少ない町です。けれども、日本で最もサスティナブルな町として、世界からも注目されています。
人口約1500人の町に、年間約2500人の方が視察に訪れます。最近は、アジア圏の方が多いそうですが、NYから小中学生の修学旅行でも、視察に訪れたと知り驚きました!
町の様々な活動から、大人も学ぶことが盛りだくさんでした。

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ゴミ集積場にて

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ーーーーー

私たちは、川の上流に住んでいますからね。私たちが川を汚しては、下流に住む人たちに申し訳ないです…それに、みんなでやってみると楽しいものよ!

生ゴミは自宅の電動コンポストへ…その他のゴミは、住民がごみステーションに持ち込みます。なんと、13種類・45分別に及ぶ作業を行っています。
「町にゴミ収集車は一台もないのです!」

日本では、ゴミの焼却や埋め立て処理だけでも、膨大な費用が掛かっているのが現状です。
上勝町の場合、別の町にある民間の焼却場までごみを運び焼却。さらに違う場所へ埋めるため、ゴミ袋1袋分=約300円の処理費用が必要になります。
つまり、ゴミを1袋分減らせば約300円の節約となります。
分別して、リサイクル業者と連携することにより、「資源」として再利用が可能になります。

『ゼロ・ウェイスト』宣言...素晴らしい取り組みです。

モノを購入する際に、使い終わった後のことまで、考える責任があると感じました。

 

【ライフ・デトックス!】~物と空間、生活習慣を見直して心地よく暮らす~

↓↓

https://books.rakuten.co.jp/rb/11471720/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10001512

 

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徳島市から数年前に移住した、元木さんが棚田や自然環境について、詳しくお話してくださいました。地元食材を使った、数多くのオリジナル食品を開発販売しています。次々と新しいアイデアが生まれる秘訣は、自宅前の美しい原風景にあるのかも?!

 

 

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