【ライフスタイルのREデザイン!】No.2-ゴミ問題
徳島県・上勝町『ゼロ・ウェイスト』宣言
〜無駄をなくし、ゴミの出ない暮らしをしよう!〜
2003年に日本ではじめて、宣言しました。
未来の子ども達に綺麗な空気や水、そして豊かな大地を継承する。持続可能な地域社会を目指し、住民が一体となり始めたプロジェクトです。
2020年までに、完全リサイクル化を町全体で進めています。
私自身が徳島市の出身なので、ふるさとの現状の課題を広く伝えるため、「SDGs視察ツアー」を企画しました。美しい自然が残っている、徳島県・上勝町に昨年訪れました。中山間地域で、少子高齢化などの問題を抱えている小さな町ですが、「葉っぱビジネス」で高齢者が生き生きと暮らす町として、全国で有名となり映画にもなりました。
現地で、SDGsの取り組み・葉っぱビジネス・1Q運動会などのお話を伺いました。
上勝町は、四国で1番小さく、もっとも人口が少ない町です。けれども、日本で最もサスティナブルな町として、世界からも注目されています。
人口約1500人の町に、年間約2500人の方が視察に訪れます。最近は、アジア圏の方が多いそうですが、NYから小中学生の修学旅行でも、視察に訪れたと知り驚きました!
町の様々な活動から、大人も学ぶことが盛りだくさんでした。
ゴミ集積場にて
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私たちは、川の上流に住んでいますからね。私たちが川を汚しては、下流に住む人たちに申し訳ないです…それに、みんなでやってみると楽しいものよ!
生ゴミは自宅の電動コンポストへ…その他のゴミは、住民がごみステーションに持ち込みます。なんと、13種類・45分別に及ぶ作業を行っています。
「町にゴミ収集車は一台もないのです!」
日本では、ゴミの焼却や埋め立て処理だけでも、膨大な費用が掛かっているのが現状です。
上勝町の場合、別の町にある民間の焼却場までごみを運び焼却。さらに違う場所へ埋めるため、ゴミ袋1袋分=約300円の処理費用が必要になります。
つまり、ゴミを1袋分減らせば約300円の節約となります。
分別して、リサイクル業者と連携することにより、「資源」として再利用が可能になります。
『ゼロ・ウェイスト』宣言...素晴らしい取り組みです。
モノを購入する際に、使い終わった後のことまで、考える責任があると感じました。
【ライフ・デトックス!】~物と空間、生活習慣を見直して心地よく暮らす~
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https://books.rakuten.co.jp/rb/11471720/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10001512
徳島市から数年前に移住した、元木さんが棚田や自然環境について、詳しくお話してくださいました。地元食材を使った、数多くのオリジナル食品を開発販売しています。次々と新しいアイデアが生まれる秘訣は、自宅前の美しい原風景にあるのかも?!
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